中動態の世界続き

中動態の世界には発見の続きがありました。

責任について

責任ってなんでしょうか。
今回の概念を知る中で、責任を個人が持つというのはとてもナンセンスなんだなぁと感じました。
起こっている事象は突発的に起こることなのではなく、行動の連鎖の過程にある。
個人の意思、行動のみから始まる事象はないということ。

確かに、食器を落とした時も、食器が濡れていたのかもしれない、濡れていた原因は洗い物をしていたから、洗い物は食事をしたから出たわけで、食事をしたのは家族皆で、、、
などなど、辿ると永遠に辿れるような気がします。
だから、個人が責任を持つというのは、とてもナンセンスなんだなぁと感じました。

これを私たちの介護の現場に応用するとなると

ポイントは2つ
・個人に責任を置かない、場に責任を持つ
・行動は事象の連鎖である

当事者の方と一緒に何をしたいのか、一緒に考えましょう。というのがスタート。
1日の活動の内容かもしれない、昼食の内容かもしれない、どんな場面にも応用できます。

言葉の連鎖、キャッチボール、対話を通して、本人は何をしたいのかを刺激されてやりたいこと、欲が出てくる、という流れ。
一般的にはこのことを、ダイアローグ(意思決定とプロセスが一体化していること)というらしいです。
予め、何がしたいかなんて決まっていることはごく稀。
私たちだってそう。
何もない中で合意形成なんてできない。
その中でも当事者の方は、記憶が途切れやすい症状がある中で、私たちができることは

一緒にやりたいことを見つけていくこと。一緒に体現していくこと。

もちろん言うが易し、行うは難し。
でも失敗しながら、手探りながら、このことを軸にしていければ

作業が中心の介護からは卒業できる。

仕事は遥かに楽しくなる。

と、私が体験したことがなんとなく言語化できた、中動態の世界でした。

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